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| 元気・スポーツ・松山 スペシャルトーク
四国・愛媛・松山のスポーツを元気にしてくれるスポーツ選手の皆さまにお話を伺いました。
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第2回インタビュー
今回は陣内貴美子さんをお迎えしました。 |
| (熊本県八代市 生まれ。 '88 年〜 '90 年バドミントン全日本総合優勝、 '91 年バドミントン台北オープン優勝、全英選手権2位、 '92 年第 25 回バルセロナオリンピック出場。著書に「いちばんわかりやすいバドミントン入門」) |
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ようこそ、陣内貴美子さん!
(スポーツジャーナリスト、女性タレント、元バドミントン選手 ヨネックス所属)
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(愛媛は初めてですか?)
よく来ましたよ。愛媛は縁起が良いんです!
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愛媛は高校時代から来ています。合宿をクラレ西条の方で全日本の合宿をよくやりました。
何故か愛媛は縁起が良いんですよ。
ユーバー杯(1990年開催 日本チームのキャプテン 優勝)の前に愛媛で合宿をやると縁起が良いってことで、大きな大会や国際大会の前は必ずこちらに来て練習をしてました。
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(そのバドミントンとの出会い)
母親の陰謀です。
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熊本はバドミントンがものすごく盛んなのです。小学校時代にはどの学校にもバドミントン部があったんですよ。なかでも私の小学校は私が4年生の時にクラブができました。
ある時、年子の姉が「お母さん、私バドミントンやりたい」って言い始めました。実は姉って本当に運動神経がよくなくて、バドミントンだったら女の子の遊びって感覚で、お友達と仲良くバドミントンだったらできるんじゃないかってことで、母親に言ったんです。
そしたら母親が「姉ちゃんがやるんだったらあんたもやりなさい」ってやり始めたのがきっかけですね。うちは全部一緒だったのです。姉と。塾に行くにしても遊びに行くにしても。
それどうしてだかわかりますか?「母親の送り迎えが1回ですむからです」(笑)
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(ジュニア時代はどんな練習を?)
一生分走ったと思いました。大人は“うそつき”だと初めて思ったのもこの頃(笑)。
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【小学校時代】
小学校の時には環境と指導者に恵まれました。その先生は私に二つのことだけを教えてくれたんです。一つは“挨拶”。「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうございまし」「さようなら」これですよ。これができなかったらどんなに試合に勝とうが何しようが絶対にコートに入れてくれなかったの。それが一つ!
もう一つは“基本”。「早く強くなりたかったら基本をしっかりやりなさい。」
小さい時はとにかくトレーニングなどの基本より打ちたいのですが、だけど先生は「早く強くなりたければ、グリップの握り方、素振りの仕方、フットワークの仕方、そういうのをちゃんとやりなさい。それができれば早く強くなれますよ」って。「挨拶」「基本」だけしっかりやりました。
【中学校時代】
中学校に入ると、“八代強化部”名前の通り強化をするクラブがありました。「そこに来ないか」って。
私が小学校の時優勝していたので選ばれたわけです。
でもそのクラブはもの凄いスパルタで有名だったんです。声が小さいって手がでる!ミスをすると勿論手がでる、とにかく手がでる所で有名だったんです。
私それを知っていましたから「先生 、 あそこは怖いから私は行かない」って言ったら、「わかった。じゃ〜1回みるだけでもいいから行くだけでも行ってみれば。嫌だったらやめさない」言われて行ったんです。怖いもの見たさもあるし。1日練習が終わって私が「今日はありがとうございました」とちゃんと挨拶ができて、「でも先生、私は自分の学校のクラブに入ります」とちゃんと言えたんですよ。そしたら先生がニコニコしながら「あっそう〜でもね、このクラブは一度来たら辞められないんだよね〜」だから先生同士で話が付いてたんですよ!「一度行ってみて嫌だったらやめなさい」って言われたのに、「一度来たらやめられない」って言うのですから。
だから大人ってうそつきだと言うことをその時初めて知りました。(笑)
毎日月曜日から金曜日まで14キロ走るんです。
これアップ!その後に体育館に戻って、トレーニングとノックを受け、生徒同士が2対1とか練習をやって。そのあとゲームをやって、トレーニングをやって終わり!これが月曜日から金曜日まで。土日は30キロ走るんです。年中無休です!12月31日の挨拶が「今年も頑張りました。来年も頑張りましょう」。翌日1月1日は「去年はよく頑張った今年も頑張ろう」。
そういう中でやればそりゃ強くなりますよ!だから一生分走ったと思いましたその時は!
そういうところだったですね。
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(バドミントンの魅力、おもしろさは?)
やればやっただけの結果がでるのがバドミントン。バドミントンは私の表現の一つです。 |
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きつい練習の中、やっぱり中学生ですからサボりたいんですよ。年中無休でやっていても。
ある時期「このままだったら絶対死んじゃう」どうにかして“サボんなきゃ〜”と思った時があったんです。みんなで工夫をこらしてさぼりました。先生にもばれないしね。みんなの結束も生まれて!
でもサボった時の大会はなかなか勝てないんです。勝ってもやっと!
その反対にサボれなかった時、簡単に勝てるんですよ!
サボったらサボっただけの結果しかでないんだ。だったら毎日練習やってた方が楽なんじゃないのって、みんなと話し合って、それから一切サボらなかったの。
数年たってその先生とOG会で一緒になりました。「実はあの時こうやってサボったんですよ。こういう嘘もついたんですよ。」って言ったら 、 先生が「そんなの全部わかってた。ただ自分が怒って、叱ったら、お前らがバドミントンを好きじゃなくなるんじゃないか、止めるんじゃないかと思った。だったら本人たちが気付く迄あえて言うのを止めようと思った。だけど気づいてくれて良かった。」と言われた時にものすごい先生に指導されたな〜と、感謝しました。私たちに気付かしてくれるわけですよね。だから私は本当に指導者に恵まれました。
だからその分やればやっただけ結果にでるのがバドミントンなんです。
私はバドミントンは私の一つの表現だと思っています。
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(今の子供たちの教え方)
何が一番教えることで難しいといえば子供です。ものすごく緊張するんです。 |
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まずは好きから始まると思います。自分が好きなもの興味のあるものは時間を忘れるぐらい夢中になりますよね。嫌いなものはすぐ飽きちゃいますよね。先ずはバトミントンでも何でもそうですが好きになることが大前提です。
ただ子供は大人と違って真っ白な状態ですし、特に目から入ってくるんですよね。だからその時きれいなフォームで打ってあげるとか、きれいなフットワークを見せてあげると、それが自然と目に入ってできるようになるんです。
但し私は厳しい。例えばグリップの握り方なんかは厳しいです。最初って一番癖がつきやすい。その点では一番慎重に教えるし、自分でプレーを見せてあげる時も気を抜かないようにしている。
そして褒めることも大切だけど、けなすことも必要だと思っています。 |
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(陣内さんにとってスポーツは人生のうえでどんな存在なのでしょうか?)
スポーツに出会って良かったです。 |
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教科書です。すべて入っています。そこで礼儀だとか、挨拶だとか、友達を大事にするだとか、親に感謝するとか、全部教科書です。だからスポーツに出会って良かったです。
でないと、今どんな人間になっているかわかりません。(笑)スポーツは絶対大事ですね!
(バルセロナオリンピック出場)
オリンピック後は引退しようと決めていました。よく頑張ったな〜とつくづく思った。
バドミントンが初めて正式種目になった時のオリンピックでした。
スポーツ選手はどこかが痛んできます。朝起きて膝がカクンと抜ける時や、肩の痛みで歯が磨けない時など色々ありました。
ある時「今度のユーバー杯で引退しようかな〜」と監督に言ったんです。
監督はそれに答えず「おい陣内、2年後にオリンピックがある、おまえらは良いよな〜」「良いよな〜」って関係ないことを言うんですよ。確かに正式種目になったことは凄いことでした。
「うわ〜オリンピックか〜」
それまでオリンピックはテレビを見て応援するものと思っていました。
3ヶ月考えました。その時の課題が4つありました。
1つ目、今自分が止めたら、誰かしら出てきますよね。それで今止めて後悔がないか?
2つ目、自分がテレビを見ながら誰かの応援できるかどうか、素直に応援できるわけがないのです。
3つ目、体は持つのかどうか。これは「やってみないとわからない」
4つ目、2年間日本でトップを走り続けていける精神力があるかどうか
で「オリンピックは夢の舞台です。やっぱり出たいな〜」と決めて言いました。「監督やりますよ!」って。
「ばかやろう 相手はオリンピックだ!簡単に出られる訳ないだろ〜」
「出るためには20歳の時の精神力に帰ることが必要だな」
その後練習に次ぐ練習、全部の大会に出ました。本当にオリンピックに出られるまでが精神的に大変でした。
通達の電話で「オリンピックに行けますよ」と聞いた時「あ〜2年間良く頑張ったな〜」と感慨深かったですね。
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(これからスポーツをしたいが何をしたら良いか迷っている人には)
ぜひバドミントンをお勧めします。 |
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バドミントンはコミュニケーションがとれますし、生涯スポーツということですごくお勧めしています。迷ったらバドミントンですね。 |
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(尊敬する指導者は?)
今の高校チャンピオン田児賢一さんのお母さんです! |
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旧姓米倉よし子さんですが、尊敬しています。
バドミントンは時にコートの床がものすごく滑ったりすることがあるんです。調子の悪さをその床のせいにする人が多い中、米倉さんは一切しなかったんです。私は今でも見習いたいと思っています。
参考)田児賢一さん/たご けんいち/ 89 年 7 月 16 日( 17 歳)/ men's singles
170cm60kg /右利き/埼玉出身/埼玉栄中−埼玉栄高2年
'06 アジアジュニア選手権単優勝/高校選抜・インターハイ単複優勝/スラバヤ国際単3位
■ ジュニア世代では世界トップに位置する。ネット前の多彩なショットにはとくに注目だ
お母さんは、陣内さんと共にユーバー杯で優勝したチームのお一人。旧姓米倉よし子さん。
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(好きな言葉は?)
昔は無心。今は感謝。 |
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(バドミントンに出会わなかったら何を?)
ソフトボールかな! |
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やっぱりスポーツをやってましたね。なかでもソフトボールをやりたいです。残念ながら当時はなかった。 |
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(松山のバドミントンをしている人たちに一言)
運動は運を動かします。 |
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とにかく運動してください。運を動かすためにスポーツをやりましょう。
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(お忙しいところ素敵なお話しをありがとうございました。益々のご活躍をお祈りしております。) |
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